コレクション: 竹中金彩 Takenaka Kinsai

takenaka kinsai

竹中金彩 Takenaka Kinsai


竹中金彩は、着物を金、銀の箔·金属粉などで装飾する金彩工芸の技術を「テーブルウェア」「ステーショナリー」の分野で展開する京都・嵯峨嵐山の工房です。
金彩は、わずか0.0001ミリメートル厚の箔を扱う繊細な仕事を幾重にも行い、瑞々しくもきらびやかな表情を作り出していきます。着物の図案を引き立たせたり、華やかに加飾する目的で使用されます。京友禅を特徴づける重要な技術の一つです。この金彩工芸の技術を用い、職歴五十年あまりの職人である父とデザイナーの息子の親子で製品開発に取り組んでいます。
2014年9月にはじめての商品「glassmarker-彩-」を発売しました。それぞれの本分を果たす中で、未来にまで継承される「これからの金彩」を模索しています。


竹中秀美(職人)
  • 昭和19年大分県生まれ。
  • 婚礼衣装製造会社に10余年勤務し、下絵、糊置、染め等、京友禅の製造工程の多くに携わり、技術を身につけた後、昭和48年4月に金彩業で独立。
  • 屋号を竹中金彩とする。
  • 打掛、留袖、振袖、つけ下げなど様々な品目を対象とする。
  • その職歴は50年余りに及ぶ。

竹中大輔(デザイナー)
  • 昭和56年京都市生まれ。
  • 紙器メーカーでデザイナーとして勤務後、平成25年6月に独立。
  • 紙器、包材の企画デザイン、紙雑貨の企画販売などを行う。
  • 第25回朝日現代クラフト展 入選
  • 京ものユースコンペティション 準グランプリ(2013)
  • 京都デザイン賞2014 入選